幻辞.com

親なし

おやなし
名詞-の形容詞名詞
1
標準
parentless
文例 · 用例
その上、面倒な口を利く父親なしに、お誓さん一人で育てたら、それが生一本の田沢家の血統じゃありませんか。
泉鏡花 神鷺之巻 青空文庫
あの娘は阿米といいましてちょうど十八になりますが、親なしで、昨年の春まで麹町十五丁目辺で、旦那様、榎のお医者といって評判の漢方の先生、それが伯父御に当ります、その邸で世話になって育ちましたそうでございます。
泉鏡花 政談十二社 青空文庫
5 入学式の日は祖父が附添い故、誰にも虐められずに済んだが、翌日からもう君枝は、親なし子だと言われて、泣いて帰った。
織田作之助 わが町 青空文庫
お父ちゃんもお母ちゃんも居たはる」 そして、きんきんした声で、「――わて、もう親なし子やあれへんなア。
織田作之助 わが町 青空文庫
もう、誰も親なし子や言うて虐めたら、あけへんし」 その日から、君枝はだんだん明るい子になり、間もなく行われた運動会の尋二徒歩競争では、眼をむき、顎をあげて、ぱっと駈けだし、わてのお父ちゃんはマラソンの選手やった、曲り角の弾みでみるみる抜いて一着になった。
織田作之助 わが町 青空文庫
そんな次郎の親切が君枝は思いがけず、嬉しくて、子供の頃親なし子だといって虐められた時、かばって呉れたのは次郎ぼんひとりだったと想いだすと、君枝はその電気写真の筋向いにある喫茶店へはいって、冷たいものでも飲もうとすすめられたのを、もう断り切れなんだ。
織田作之助 わが町 青空文庫
」 そして、きんきんした声で、「わて、もう親なし子やあれへんなア。
織田作之助 わが町 青空文庫
そんな次郎の親切が君枝は思いがけず嬉しくて、子供の頃親なし子だと虐められた時、かばって呉れたのは次郎ぼんひとりだったと、想いだしながら、やがて並んで歩いた。
織田作之助 わが町 青空文庫
作例 · 標準
震災で親なしになった子供たちが、新しい支援施設で生活を始めた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は幼い頃に親なしとなり、叔母に育てられた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
親なしの境遇でも、彼は強く生き抜いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
2
標準
parentless child
作例 · 標準
その孤児院には、戦争で親なしとなった子供たちが多く預けられていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
親なしの子が社会で自立していくための支援がもっと必要だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
物語の主人公は、過酷な運命を背負った親なしの少年だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash