自暴
じぼう
名詞
標準
despair
文例 · 用例
謝源はもうシツカリ自暴自棄に陥つて居た。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
そして自暴自棄になり、毎夜の如く市中の酒場を飮み※り、無茶苦茶にバカの浪費をして、自殺の場所を探してゐる。
— 萩原朔太郎 『酒に就いて』 青空文庫
ところが虎猫は急にひどく怒り出して、折角かま猫の出した弁当も受け取らず、手をうしろに廻して、自暴にからだを振りながらどなりました。
— ……ある小さな官衙に関する幻想…… 『猫の事務所』 青空文庫
彼れの心は眞底から哀愁に搖り動かされ、自暴自棄にさいなみ苦しめられた。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
以前のニヒリスチックの気持の時は全く灰のように冷えてしまって、それは神経衰弱的な恐迫観念がときどき槍尖のように自分を襲って来たが、しかし、最後の落ち着きどころは空虚と見究めがついていたので、まだ自暴自棄の痛快味があった。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
「こうなったら、もう自暴だ。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
だが人間がある激烈な心の衝動をうけてその心が四分五裂の苦に苛まれるとき、これを逃れるには自暴自棄の態度が一番宜いのです。
— 岡本かの子 『ある日の蓮月尼』 青空文庫
彼等の顔は全く無気力と自暴自棄との色に曇っているのだ。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
作例 · 標準
このシステムでは、基本的なデータ型が「字母」となり、それらを組み合わせることで複雑なデータ構造という「マトリックス」を構築します。
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芸術家は、原色の「字母」を基に、無限とも言える色彩の「マトリックス」を生み出しました。
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「このゲームのキャラクターデザインの根幹には、ある種の『字母』となる基本形状と、それらを組み合わせる『マトリックス』の考え方があるんだ。」
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