投げやり
なげやり
形容動詞名詞頻度ランク #31761 · 青空 200 例
標準
negligent
文例 · 用例
反応を要求しない親切ならば受けてもそれほど恐ろしくないが、田舎の人の質樸さと正直さはそのような投げやりな事は許容しない。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
T君ともあらうものが、こんな投げやりな文章では仕樣がないと思ひましたので、「實に下手だ。
— 太宰治 『このごろ』 青空文庫
見る目は人の咎にして、有るまじき事と思ひながらも、立ちし浮名の消ゆる時なくば、可惜白玉の瑕に成りて、其身一生の不幸のみか、あれ見よ伯母そだてにて投げやりなれば、薄井の娘が不品行さ、両親あれば彼の様にも成らじ物と、云ひたきは人の口ぞかし、思ふも涙は其方が母、臨終の枕に我れを拝がみて。
— 樋口一葉 『雪の日』 青空文庫
津田氏の日本画は一流のものであるが、今年の洋画はただの一点で、それがあまりに投げやりである。
— 寺田寅彦 『二科会展覧会雑感』 青空文庫
けれども、実際には、帳尻を合わしていない、投げやりな、そういう者に限って人のいゝ男が、ひどい馬鹿を見るのだ。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
シベリアでの経験であるが、戦闘であることを思うと、どうしても気持が荒々しくなり、投げやりになり、その日暮しをするようになる。
— 黒島傳治 『戦争について』 青空文庫
いいつつ投げやりし杖を拾いて、これを力に片足を揚げ火の上にかざしぬ。
— 国木田独歩 『たき火』 青空文庫
荒ら荒らしく杖を投げやりつ。
— 国木田独歩 『たき火』 青空文庫
作例 · 標準
彼は仕事に対して投げやりな態度を取り、周囲の信頼を失った。
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試験前にも関わらず、彼は投げやりな勉強しかしていなかった。
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「もうどうでもいい」と、彼女は投げやりに呟いた。
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