石敷
いしじき
名詞
標準
stone paving
文例 · 用例
」 二人は、そんな無駄口を利きながら、清水堂の下の石敷の小径を歩いていた。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
」 石敷きの通路は台所に続く道と、屋敷の二階へと直接行ける木の階段とに分かれていた。
— THE REIGATE PUZZLE 『ライギット・パズル』 青空文庫
家のあらゆる部分をくまなく捜索したが、それ以上はなんの発見もなく、一同はこの建物の裏にある石敷きの小さな中庭へ出ると、そこに老婦人の死体が横たわっており、その咽喉が完全に切られていたので、体を起そうとすると頭部が落ちてしまった。
— THE MURDERS IN THE RUE MORGUE 『モルグ街の殺人事件』 青空文庫
私は馴れないからショールを手にもって立っていたら○○○さんが「こっちで傍聴券貰いましょう」というのでついて行くと、又妙な階子段をのぼって、行けそうにもない衝立のすき間のようなところを抜けて、今度は石敷の大階段のある広いところへ出ました。
— 宮本百合子 『共産党公判を傍聴して』 青空文庫
もう一つあちら側に戸口があってそこから内庭――建物の全然反対な通りまで出られる石敷のがらんとした玄関。
— 宮本百合子 『モスクワの辻馬車』 青空文庫
深夜、七階の彼女の窓へ聞えるのは、ホースで水をはじかす音、ガリ、ガリと石敷道を何か金物の道具で引かく淋しい音ばかりだ。
— 宮本百合子 『七階の住人』 青空文庫
そのとき石敷の上に二つ三つ斑点が急に浮かんだ。
— 横光利一 『父』 青空文庫
その古い菩提樹の並木道をあっちへ横切ると、石敷の歩道がはじまる。
— 宮本百合子 『赤い貨車』 青空文庫
作例 · 標準
庭の飛び石の間に石敷を施し、趣のある小道を造った。
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古い寺院の参道は、長年の風雪に耐えた石敷が続いていた。
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城跡の発掘調査で、当時の生活道路であったとみられる石敷が発見された。
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「この中庭の石敷、雨上がりの日は特に滑りやすいから気をつけてね」と庭師が注意した。
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