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狭苦しい

せまくるしい
形容詞
1
標準
cramped
文例 · 用例
私は、このような狭苦しい谷の中で、このような広濶な地を見られようとは思わなかった。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
店の向かって右の狭苦しい入口からすぐに二階へ上がるのであったかと思う。
寺田寅彦 中村彝氏の追憶 青空文庫
チタ子はひどく憂鬱そうな顔をして狭苦しい椅子に埋れていましたが、私が、自分の席へ誘うと、黙々として私の卓子にやってきて、 ――失礼ですが、妾を天下茶屋の家まで送ってください。
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
狭苦しい銀子の家も、二階の見晴らしがよくなり、雨のふる春の日などは緑の髪に似た柳が煙り、残りの浅黄桜が、行く春の哀愁を唆るのであった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
均平はこの世界以外の少し晴々した場所で遊んだ習慣があり、待合の狭苦しい部屋に気詰りを感じ、持前の放浪癖も手伝って、時々場所をかえては気分を紛らせるのであった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
たしかにこれは、狭苦しい管や小さい煖炉の中を這いずりまわるのとは、いささかわけが違っていました。
BILLEDBOG UDEN BILLEDER 絵のない絵本 青空文庫
と、いっても、むろん貧乏長屋のことゆえ、戸ごとに絵行灯をかかげ、狭苦しい路次の中で界隈の男や女が、「トテテラチンチン、トテテラチン、チンテンホイトコ、イトハイコ、ヨヨイトサッサ」 と踊るだけのことだが、お君はむりをして西瓜二十個寄進し、薦められて踊りの仲間に加った。
織田作之助 青空文庫
二三日、狭苦しい種吉の家でごろごろしていたが、やがて、黒門市場の中の路地裏に二階借りして、遠慮気兼ねのない世帯を張った。
織田作之助 夫婦善哉 青空文庫
作例 · 標準
このアパートは家賃の割に狭苦しくて、少し窮屈に感じます。
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満員電車は狭苦しくて息苦しくなることもありますが、毎日の通勤では避けられません。
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狭苦しい物置にたくさんの荷物を押し込んでいるので、必要なものが見つかりにくいです。
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狭苦しい(せまくるしい) — 幻辞.com