圧迫感
あっぱくかん
名詞
標準
feeling of oppression
文例 · 用例
しかしこの退屈は下手な芝居映画の退屈などとは全く類を異にした退屈であって、それは画中の人生と自然そのものの退屈から来る圧迫感である。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
ほかの華族や富豪を訪問する時のような物々しい圧迫感を毛頭受けなかった処に感心して、何となくお茶の湯を習う必要を感じている処へ、頼うだお方が筆者を振り返って言った。
— 夢野久作 『お茶の湯満腹談』 青空文庫
それだけ彼女には異常な圧迫感が加わる。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
お互いに基礎知識を欠く弱味を見透すが故に、お互いに吐き合う気焔も圧迫感を伴わなかった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
騎馬戦の馬になっていて、大勢の下じきになったときみたいな苦しい圧迫感がみぞおちのあたりに感ぜられた。
— 新美南吉 『空気ポンプ』 青空文庫
畏怖と驚駭と感嘆と、絶大の圧迫感と、憎悪と崇拝と、私たちはあまりに苛まれ過ぎた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
それからもう一方の手で胸の上を軽く撫でてくれると、急に今までの圧迫感が失ってしまった。
— 中島敦 『牛人』 青空文庫
ブラウン管の目に与える圧迫感が、ここでは余すところなくその効果を発揮してしまうのです。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
作例 · 標準
毎日、圧迫感について考えています。
我が社の圧迫感戦略は重要です。
圧迫感の原理は複雑である。
圧迫感という言葉が頭から離れない。