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間隙

かんげき
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #34183 · 青空 243
1
標準
gap
文例 · 用例
彼の風貌は、馬場の形容を基にして私が描いて置いた好悪ふたつの影像のうち、わるいほうの影像と一分一厘の間隙もなくぴったり重なり合った。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
若い狐の毛皮を詳しく調べてみると、その毛の生え方が一種特別で数本ずつ束になって一定の間隙を置いて生じている。
寺田寅彦 「万年筆」欄より 青空文庫
それ故に概念的契機の集合としての「いき」と、意味体験としての「いき」との間には、越えることのできない間隙がある。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
」 取り落して人波に踏みつぶされないように、一心に、ひん握っている幹太郎の手鞄を群集の動揺の間隙に眼ざとく認めて山崎は訊ねた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
放電間隙と電位差と全荷電とが同じならばすべてのスパークは同じとして数えられた。
寺田寅彦 量的と質的と統計的と 青空文庫
割れ目があまり大きくては困るが、しかし必ずしも 10-8 や 10-7 でなくてもミクロン程度のものならば、その間隙を液体で充填することによって割れ目の面における音波の反射をかなりまで防止し従って鐘の正常な定常振動を回復することができるであろうと考えられる。
寺田寅彦 鐘に釁る 青空文庫
いくら逃げても追い駆けて来る体内の敵をまくつもりで最後の奥の手を出してま近な二つの氷盤の間隙にもぐり込もうとするが、割れ目は彼女の肥大な体躯を容れるにはあまりに狭い。
寺田寅彦 空想日録 青空文庫
これは言わば簡単なローラーであって、二つの反対に回る樫材の円筒の間隙に棉実を食い込ませると、綿の繊維の部分が食い込まれ食い取られて向こう側へ落ち、堅くてローラーの空隙を通過し得ない種子だけが裸にされて手前に落ちるのである。
寺田寅彦 糸車 青空文庫
作例 · 標準
壁のわずかな間隙から、外の明かりが漏れていた。
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二人の間にできた間隙は、すぐに埋まることはなかった。
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忙しい日々の中で、ほんの少しの間隙を見つけては読書に耽る。
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「この機械の部品、間隙が大きすぎて、うまく噛み合わないんだよ。」
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