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昨夏

さっか異読 さくか
名詞頻度ランク #34958 · 青空 22
1
標準
last summer
文例 · 用例
これに反し、流失せし旧社殿跡地の周囲に群生せる老大樹林こそ、古え、聖帝、名相、忠臣、勇士、貴嬪、歌仙が、心を澄ましてその下に敬神の実を挙げられたる旧蹟、これぞ伊勢、八幡の諸廟と並んでわが国の誇りともすべき物なるを、一昨夏神主の社宅を造るとて目星き老樹ことごとく伐り倒さる。
南方熊楠 神社合祀に関する意見 青空文庫
例せば、日高郡|御坊町へ、前年その近傍の漁夫が命より貴ぶ夷子社を合併せしより、漁夫大いに怒り、一昨夏祭日に他大字民と市街戦を演じ、警吏等の力及ばず、ついに主魁九名の入監を見るに及び、所の者ことごとく合祀の余弊に懲り果てたり。
南方熊楠 神社合祀に関する意見 青空文庫
正夫さんとは昨夏をああして二十日も一緒に暮らせましたけれど、あなたとは三年夏のなかばの日に、カフェで別れたきり、お目にかからないのですものね。
倉田百三 青春の息の痕 青空文庫
山口で、ゆくりなく、川棚温泉で昨夏相識の坊さんに邂逅した、彼は俗坊主だけれど、憎めない人間だ。
室積行乞 行乞記 青空文庫
同仁病院長山井博士の説によれば、忍野氏は昨夏|脳溢血を患い、三日間|人事不省なりしより、爾来多少精神に異常を呈せるものならんと言う。
芥川龍之介 馬の脚 青空文庫
こういったものの何かから――恐らくはグロテスクな振る舞いや動きからも――彼は昨夏サーカスで見た、顔に色を塗ったピエロのことを思い出して笑った。
A. ビアス A.Bierce チカモーガ 青空文庫
昨夏不幸にして惹起されたる支那事変を通じ我々の痛切に感ずる事は、如何に国家間の隔意なき意見の交換と提携が行はれ難いかと云ふ事である。
岸田國士 三保寮を訪ふ 青空文庫
昨夏、歌舞伎座で六代目が上演した半七捕物帳の「河豚太鼓」は宇野信夫君の脚色であるが、さすがに宇野君も六代目の易者をして河豚にやられて悶死する一刹那、「死ぬか活きるか、占ってやれ」と自ら苦しみながら筮竹を握って自分自身の運命を占うの可笑し味があった。
「怪談牡丹燈籠」「江島屋騒動」「怪談乳房榎」「文七元結」「真景累ヶ淵」について 我が圓朝研究 青空文庫
作例 · 標準
昨夏は家族で北海道旅行に行き、美味しいものをたくさん食べた。
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昨夏に購入したサンダルが、今年も大活躍している。
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昨夏以来、彼とは連絡を取っていない。
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