俯瞰
ふかん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #19499 · 青空 129 例
標準
overlooking
文例 · 用例
だが一度び俯瞰すれば、未だ我が国に於て、芸術は、手段として以外に眺められたことはない。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
紺碧のナポリの湾から山腹を逆様に撫で上げる風は小豆大の砂粒を交えてわれわれの頬に吹き付けたが、ともかくも火口を俯瞰するところまでは登る事が出来た。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
お茶屋のボンボリの仄白い光の中から、芝居小屋にかかげられた幟の列を俯瞰する。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
この臺から瀧を望むのも惡くは無いが、瀑布といふものの性質が俯瞰もしくは對看するよりは、その下にゐて仰望する方がその美を發揮する。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
たとへ宗教心のない人でも、かう云ふ平和の俯瞰景を眺めたら、何かに祈りたいといふ氣を起すに相違ない。
— 木下杢太郎 『少年の死』 青空文庫
この渓の湯は高い楼上より俯瞰する時にいよいよ仙家のものとなる。
— 北原白秋 『海阪』 青空文庫
それに船側に添って乱れて駛りのぼる青い腹の、まるで白竜のような新鮮な波の渦巻と潮※とをつくづくと俯瞰しては、何とか歌にまとめようと苦吟もして見た。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
螺旋状に段々と下降しつつ、俯瞰し、また大観しつつ、遥かに、翠緑の丘陵を平野のあなたに発見し得た私たちは、いよいよ、豊原に近づきつつある喜びのために歓声を挙げた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
彼は常に全体を俯瞰し、広い視野で物事を判断する能力に優れている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ドローンを使って災害現場を俯瞰することで、被害状況を正確に把握できた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
経営者は、日々の業務に没頭せず、大局を俯瞰する視点を持つべきだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash