狂い
くるい
名詞頻度ランク #16094 · 青空 470 例
標準
madness
文例 · 用例
僕の睨んだ眼に狂いはない。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
大衆はのっけに打ってかかってもいいようなものの、昭青年の意気込みには、鯉魚と答える一筋の奥に、男が女一人を全面的に庇って立った死物狂いの力が籠っています。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
「どうかしたのかい、この人はまるで気狂いのように笑ってさ。
— 岡本かの子 『売春婦リゼット』 青空文庫
もしもそうでなかったらいかに彼の名文をもってしても、書肆の十露盤に大きな狂いを生じたであろうと思われる。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
七八年過ぎてから人の話に聞けば、お松は浜の船方の妻になったが、夫が酒呑で乱暴で、お松はその為に憂鬱性の狂いになって間もなく死んだという事であった。
— 伊藤左千夫 『守の家』 青空文庫
T「此の気狂い野郎!
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
主人の放蕩、女狂い、酒乱がそれまでにとにかく得て来た彼の地位を崩してしまった。
— 梶井基次郎 『不幸』 青空文庫
私は花田君子柳の下に棄てて、カバレット銀座、未来の情婦、万国の血をみて狂うメイ・フレデリック、私を見るや彼女の情熱死物狂い(その頃喫茶店インタナショナルの芸術家は珈琲とフランス菓子に驚歎して昆虫類が今後人間に代ってエゴイズムと排他主義、実行する。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は別れの悲しみのあまり、狂いに取り憑かれたように夜の街を彷徨い歩いた。
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あの試合での逆転劇は、スタジアム全体が狂いに包まれるほどの衝撃だった。
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一時の狂いによって人生を棒に振るような真似だけは、絶対にしてはならない。
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標準
irregularity
作例 · 標準
精密な設計図にわずかな狂いが生じただけで、製品の品質は著しく低下してしまう。
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長年使い込んだ時計の針に、最近少しずつ時間の狂いが出始めて困っている。
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計算の狂いさえなければ、今頃は南の島で優雅にバカンスを楽しんでいたはずだ。
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標準
fanaticism
作例 · 標準
彼は釣りに狂い、毎週末のように家族を置いて海へと出かけてしまう。
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そのアイドルへの熱狂ぶりは、もはや応援というよりは狂いに近いものがあった。
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仕事狂いの彼は、体調を崩して入院してからも病室でパソコンを叩いていた。
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