乱れ
みだれ
名詞頻度ランク #9285 · 青空 475 例
標準
disorder
文例 · 用例
何やかと少しく話は乱れたが、何かしら道具を以て作されるものが詩であつて、それは、その詩の伝統を習得することによつて習得されるものである。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
玉|霰漂母が鍋を乱れうつ 漂母は洗濯|婆のことで、韓信が漂浪時代に食を乞うたという、支那の故事から引用している。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
高く釣った蚊屋の中にしょんぼり坐っているのは年とった主婦で、乱れた髪に鉢巻をして重い病苦に悩むらしい。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
芒の蓬々たるあれば萩の道に溢れんとする、さては芙蓉の白き紅なる、紫苑、女郎花、藤袴、釣鐘花、虎の尾、鶏頭、鳳仙花、水引の花さま/″\に咲き乱れて、径その間に通じ、道傍に何々塚の立つなどあり。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
おおかた葉をふるうた桜の根には取りくずした木材が乱雑に積み上げられて、壁土が白く散らばった上には落葉が乱れている。
— 寺田寅彦 『障子の落書』 青空文庫
野菊が独り乱れている。
— 寺田寅彦 『鴫つき』 青空文庫
えびのいる清洌な小川の流れ、それに緑の影をひたす森や山、河畔に咲き乱れる草の花、そういうようなもの全体を引っくるめた田舎の自然を象徴するえびでなければならない。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
唐縮緬の三つ身の袖には咲き乱れた春の花車が染め出されている。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
作例 · 標準
社会の乱れが、犯罪増加の原因となっている。
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彼の心には、大きな乱れがあった。
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「うーん、この部屋の乱れ、どうにかしないとね。」
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