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酸鼻

さんび
形容動詞名詞
1
標準
appalling
文例 · 用例
師弟の間、酸鼻の跡まつたく無し。
太宰治 先生三人 青空文庫
酸鼻は、むしろ、師に拾てられ、垣を燒かれた瓜の花。
太宰治 先生三人 青空文庫
その状は、流石に形容を遠慮しますけれど、とにかく酸鼻の極でありました。
太宰治 知らない人 青空文庫
こうして、じりじり進んでいって、いるうちに、いつとはなしに自滅する酸鼻の谷なのではあるまいか。
太宰治 八十八夜 青空文庫
見れば、見るほど、酸鼻の極である。
―伊馬鵜平君に与える― 畜犬談 青空文庫
)の酸鼻戦懐の状を聞き、幼いながらも暗憺たる気持になつて泣きべそをかいてしまつたものだが、久し振りで故郷に帰り、このやうな記録をあからさまに見せつけられ、哀愁を通り越して何か、わけのわからぬ憤怒さへ感ぜられて、「これは、いかん。
太宰治 津軽 青空文庫
しかも津軽だつて、いつまでも昔のやうに酸鼻の地獄絵を繰り返してゐるわけではない。
太宰治 津軽 青空文庫
陰惨、酸鼻の気配に近い。
太宰治 犯人 青空文庫
作例 · 標準
報道された事故現場の状況は、まさに酸鼻を極めるものだった。
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戦争は、常に人々に酸鼻な光景と悲劇をもたらす。
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その犯罪の動機は、あまりにも酸鼻で理解しがたいものだった。
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