三備
さんび
名詞
標準
Sanbi (the three former provinces of Bizen, Bitchū and Bingo)
文例 · 用例
大正四年、葛原氏編纂の勾当日記には、東京帝国大学史料編纂官、和田英松というお人の序文も附加せられて在るが、それには、「葛原勾当は予が郷里|備後の人にして音楽の技を以て其名三備に高かりき。
— 太宰治 『盲人独笑』 青空文庫
その年帰郷し、以後五十余年間、三備地方を巡遊、箏曲の教授をなす。
— 太宰治 『盲人独笑』 青空文庫
母のあいより なおもあつく地のもといより さらにふかしひとのおもいの うえにそびえおおぞらよりも ひろらかなり――さんびか第五十二 四月二十二日。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
わがゆくみちに はなさきかおりのどかなれとは ねがいまつらじ――さんびか第三百十三
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
やがて、オルガンがおごそかに鳴って、こどもたちは、わかいうつくしい声で、さんび歌をうたいました。
— DE RODE SKO 『赤いくつ』 青空文庫
それで、さんび歌をうたうことも忘れていれば、主のお祈をとなえることも忘れていました。
— DE RODE SKO 『赤いくつ』 青空文庫
するとうちのなかでさんび歌をうたうのが聞こえて、花で飾られたひつぎが、中からはこび出されました。
— DE RODE SKO 『赤いくつ』 青空文庫
それから、首切役人は、松葉杖といっしょに、一ついの木のつぎ足を、カレンのためにこしらえてやって、罪人がいつもうたうさんび歌を、カレンにおしえました。
— DE RODE SKO 『赤いくつ』 青空文庫
作例 · 標準
歴史書には、三備の国が戦国時代にどのように栄えたかが記されている。
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彼は三備地方の郷土料理を求めて、各地を旅した。
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三備は、かつて備前、備中、備後の三国を指す地域名だった。
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