惨憺
さんたん
形容詞-たる副詞-と頻度ランク #37294 · 青空 368 例
標準
miserable
文例 · 用例
ジャズ・バンド、マルセル・シュオブに似たセロ弾き、グロテスクな洋服師思い出すボンベイの過去、いまではロシアで苦心|惨憺アンナ・ニコロを祝福して、私は最期迄知ってしまう。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
いずれも苦心惨憺の結果になる導きの教えを遺されております。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
」 渠はこの惨憺さと溽熱さとに面を皺めつつ、手荷物の鞄の中より何やらん取出して、忙々立去らむとしたりしが、たちまち左右を顧て、「皆様、これじゃ耐らん。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
そりゃあるいは雨も降ろう、黒雲も湧き起ろうが、それは、惨憺たる黒牛の背の犠牲を見るに忍びないで、天道が泣かるるのじゃ。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
が、惨憺たる此場の光景を見て、何れも霎時は呆気に取られた。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
(六十三) 今や角燈の火に照し出されたる、此の暗い空屋の内の光景は惨憺、実に眼も当てられぬものであった。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
こんな女に惚れたら、男は惨憺たる大恥辱を受けるにきまつてゐる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
ううむ、ううむ、と大袈裟に唸りながら、めちや苦茶に鎌を振りまはして、時々、あいたたたた、などと聞えよがしの悲鳴を挙げ、ただもう自分がこのやうに苦心惨憺してゐるといふところを兎に見てもらひたげの様子で、縦横無尽に荒れ狂ふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
作例 · 標準
試験の結果は、準備不足がたたって惨憺たるものになってしまった。
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台風が去った後の街は、看板が倒れ木々がなぎ倒された惨憺たる光景が広がっていた。
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「あんなに自信満々だったプロジェクトが、まさかこんな惨憺たる結末を迎えるとはね」と上司がため息をついた。
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標準
painstaking
作例 · 標準
彼は何年もかけて、惨憺たる苦心の末にようやく新しい定理を証明した。
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惨憺たる努力を積み重ねて作り上げた作品が、ついに国際的な賞に輝いた。
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「成功の裏には、表舞台からは見えない惨憺たる下積みの時代があったんだ」とベテラン俳優は振り返った。
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