草むら
くさむら
名詞頻度ランク #27454 · 青空 579 例
標準
the grass
文例 · 用例
かわいそうな虫』と寂しげに言い、この頃の暖かい日に、そっと草むらの中に放してやれ、と家人に言いつけた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
赤※の浮いた水には妙に無気味な感覚があつて、何処かの草むらから錦の色をした蛇でも這出しさうな気がした。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
赤※の浮いた水には妙に無気味な感覚があって、どこかの草むらから錦の色をした蛇でも這出しそうな気がした。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
あふげば、ぼうぼうたる草むらの山頂で、おほきな白つぽい雲がながれてゐた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
山に登る旅よりある女に贈る山の頂上にきれいな草むらがある、その上でわたしたちは寝ころんでゐた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
おれの眼のまへには河原よもぎの草むらがある。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
ひとつかみほどの草むらである。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
触れるとすぐ枝から離れて軍服一面に青い実が附着する泥棒草の草むらや、石崖や、灌木の株がある丘の斜面を兵士は、真直に馳せおりた。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫