大晦
おおつごもり
名詞
標準
the last day of the year
文例 · 用例
武雄の温泉宿で泊ったのがちょうど大晦日の晩であった。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
フィレンツェ、ローマを経てナポリに着いたのが、ちょうど大晦日であった。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
大晦日の夜の十二時過ぎ、障子のあんまりひどく破れているのに気がついて、外套の頭巾をひっかぶり、皿一枚をさげて森川町へ五厘の糊を買いに行ったりした。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
そうしてみると、日本の大晦前のような財政情況なのかな、と私は覚りました。
— 岡本かの子 『伯林の降誕祭』 青空文庫
金は何として越す、三|之助を貰ひにやろかとあれば、ほんに夫れで御座んす、常日さへあるに大晦日といふては私の身に隙はあるまじ、道の遠きに可憐さうなれど三ちやんを頼みます、晝前のうちに必らず必らず支度はして置まするとて、首尾よく受合ひてお峰は歸りぬ。
— 一葉女史 『大つごもり』 青空文庫
金は何として越す、三之助を貰ひにやろかとあれば、ほんにそれで御座んす、常日さへあるに大晦日といふては私の身に隙はあるまじ、道の遠きに可憐さうなれど三ちやんを頼みます、昼前のうちに必らず必らず支度はして置まするとて、首尾よく受合ひてお峯は帰りぬ。
— 樋口一葉 『大つごもり』 青空文庫
金は何として越す、三之助を貰ひにやろかとあれば、ほんに夫れで御座んす、常日さへあるに大晦日といふては私の身に隙はあるまじ、道の遠きに可憐さうなれど、三ちやんを頼みます、晝前のうちに必らず必らず支度はして置まするとて、首尾よく受合ひてお峰は歸りぬ。
— 樋口一葉 『大つごもり』 青空文庫
驛路の馬の鈴の音、しやんと來る道筋ながら、時世といひ、大晦日、道中寂りとして、兩側に廂を並ぶる商賈の家、薪を揃へて根占にしたる、門松を早や建て連ねて、歳の神を送るといふ、お祭の太鼓どん/\/\。
— 泉鏡太郎 『城の石垣』 青空文庫
作例 · 標準
例句