歳末
さいまつ
名詞
標準
year end
文例 · 用例
そして私の失意や希望や意志とは全く無関係に歳末と正月が近づきやがて過ぎ去った。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
今年の歳末にその天野君と落合太郎君と私とで寒い晩に四条通の喫茶店へ茶を飲みに行ったことがある。
— 九鬼周造 『偶然の産んだ駄洒落』 青空文庫
ある家庭で歳末に令嬢二人母君から輪飾りに裏白とゆずり葉と御幣を結び付ける仕事を命ぜられて珍しく神妙にめったにはしない「うちの用」をしていた。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(1)』 青空文庫
広小路の松坂屋へはいって見ると歳末日曜の人出で言葉通り身動きの出来ない混雑である。
— 寺田寅彦 『猫の穴掘り』 青空文庫
そこでは華ばなしいクリスマスや歳末の売出しがはじまっていた。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
春秋座、歳末の総会。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
廿八日、庚子、晴、戌剋、鎌倉中聊か騒動す、道路其故無くして鼓騒す、是歳末の※劇に非ず、謀叛を発すの輩有るかの由、其疑有りと云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
大抵の人は歳末には感慨嗟歎し、年頭には奮起祝福するのが常で有る。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
作例 · 標準
歳末になると、デパートや商店街は活気に満ち溢れる。
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歳末の挨拶として、お世話になった方々へ贈り物を準備した。
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もう歳末かあ、一年あっという間だったね。
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