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撞着

どうちゃく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
contradiction
文例 · 用例
自家撞着してゐますぜ。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
少なくも、自分の場合には、いつもただその時に思ったことをその通りに書いてゆくだけであるから、色々間違ったことを書いたり、また前に書いたことと自家撞着するように見えることを平気で書いたりしている場合がずいぶん多いことであろうと思われる。
寺田寅彦 随筆難 青空文庫
そうしてそういう人間が、全く気任せに自由に「そこはかとなく」「あやしう」「ものぐるほしく」矛盾も撞着も頓着しないで書いているところに、この随筆集の価値があるであろう。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
これらの矛盾撞着によって三段論法では説けない道理を解説しているところにこの書の妙味があるであろう。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
仏教は、この隠れていても実は私達の日常見聞する現実のあらゆるものをあやつっている根本をも、一緒にくっつけて現実を見詰めるのですから、表面だけの変化や矛盾撞着に瞞着されません。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
又この事実は、ビジテリアンたちの主張が、畢竟自家撞着に終ることを示す。
宮沢賢治 ビジテリアン大祭 青空文庫
ここに至って畢竟マットン博士の所説は自家撞着に終るものなることを示す。
宮沢賢治 ビジテリアン大祭 青空文庫
「つまりその砥石の上で刃物の柄を撞着いて、抜けないようにしたと云うのですな」「そうです。
夢野久作 巡査辞職 青空文庫
作例 · 標準
彼の発言は、以前の主張と明らかな撞着をきたしている。
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その理論には内部的な撞着があり、学界で多くの議論を呼んだ。
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彼は自分の言葉の撞着に気づき、慌てて訂正した。
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