方領
ほうりょう
名詞
標準
square-shaped collar (of some traditional Japanese clothing)
文例 · 用例
而テ印度獨立ノ援護、支那保全ノ確保、及ビ日本ノ南方領土ヲ取得スベキ運命ノ三大國是ニ於テ、英國ト絶對的ニ兩立セザルガ故ニ實ニ大海軍ヲ急務トス。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
あっち側からとこっち側からと草刈りに来る村人たちは大方領主がそれぞれちがっていて、地境にある草地の草を、どっちが先に刈るかというような争いから、丁髷を振り立てて鎌戦さになることがあったのだろう。
— 宮本百合子 『村の三代』 青空文庫
其があんじが盛んに用ゐられる時代にも、地方領主の義の古語或は、馴れを感じる語として使つたのだらう。
— 折口信夫 『日琉語族論』 青空文庫
○食用大根は京都聖護院産および名古屋宮重および方領産を良しとす。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
彼等の不撓なる熱心と雄弁と忍耐とは遂に南方領主の要塞を顛覆した。
— エンマ・ゴルドマン 『少数と多数』 青空文庫
平方領家とか指柳領家などというのがそれで、同種の地域名はまた遠州の御前崎附近、その他各地にも分布している。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
作例 · 標準
時代劇の衣装で、武士が特徴的な方領の装束を身にまとっている。
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古着屋で見つけた着物の襟が、カチッとした方領の仕立てだった。
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方領の襟元を整えて、祭りの行列に参加する準備を済ませた。
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ウィキペディア
方領(かたりょう/ほうりょう)とは公家領の一種で、堂上家の未家督者(部屋住み、大抵は「御方」と呼ばれる嫡子)が、朝廷の官職に就いている際に当主に与えられる家領とは別個に特別に与えられる所領のこと。寛永11年(1634年)以後、家格や官職に応じて50-200石が与えられるようになった。
出典: 方領 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0