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船頭

せんどう
名詞頻度ランク #33816 · 青空 2547
1
標準
boatman
文例 · 用例
韋駄天を叱する勢いよく松が端に馳け付くれば旅立つ人見送る人|人足船頭ののゝしる声々。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
とほりかかつた小舟の中で船頭がその女房に向つて何かを云つた。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
竹棹で大きな白い岩を突かうとした船頭は、帽子を水の中に落して、あつと言ふ間もなく、塵芥のやうに、黒い点となつて、引ツたくられてしまつた。
小島烏水 天竜川 青空文庫
暫らく停まつて呼吸を入れてゐた船は、こつちを目がけて、走つて来る、難所中の難所といふ、やぐらの瀑へかゝつて来たときは、波から三尺ばかり船体が乗り出したと思ふと、水煙が噴水の柱のやうに立つて、船頭の黒い立像が、水沫の中から二体浮び出た、火影に映る消防夫の姿のやうに。
小島烏水 天竜川 青空文庫
浚渫船の胴っ腹にくっついていた胴船の、船頭夫婦が、デッキの上で、朝飯を食っているのが見えた。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
運転手と火夫とが、船頭に何か冗談を云って、朗かに笑った。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
{1}『船頭部屋』に「ここも都の辰巳とて、喜撰は朝茶の梅干に、栄代団子の角とれて、酸いも甘いもかみわけた」という言葉があるように、「いき」すなわち粋の味は酸いのである。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
「後ろを引詰め、たぼは上の方へあげて水髪にふつくりと少し出し」た姿は、「他所へ出してもあたま許りで辰巳仕入と見えたり」と『船頭深話』はいっている。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
作例 · 標準
船頭が櫂を巧みに操り、船は静かに川を進んでいった。
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昔ながらの風情を残すこの川では、今でも船頭が案内をしてくれる。
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彼は長年、この湖で船頭として生計を立ててきた。
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