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賞する

しょうする
動詞-サ変-特殊動詞-他動詞
1
標準
to praise
文例 · 用例
そんな次第であるから、今私は「私の推賞する詩人」といふ課題を貰つたのだが、今誰をといつて格別推賞したくはない。
中原中也 詩壇への願ひ 青空文庫
イラ痒い瞼、ひえびえとする野面の風にひえびえとしたみすぼらしい顔の中から、この遠近を嘆賞するもないもんだなぞ、云つては呉れるな人々よ、自然の与件は、何時でも生理のまゝに享受してゐる者でこそあれ、希望を持つて生きてゐるとも云へるので、其の他はすべて、謂はば野心で生きてゐるのだ。
――不真面目なわが心…… その一週間 青空文庫
俳壇のいわゆる俳人たちは、彼らの宗匠的主観に偏して、常に俳句を形態上のレトリックでのみ皮相な手法的技巧観で鑑賞するため、句が詩情している本質のポエジイと、その背後にある主観の貫ぬく哲学とを、ややもすれば閑却無視することになるのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
前掲の「妹が垣根」や「白梅や」等の句と対比して鑑賞する時、こうした蕪村俳句の共通する抒情味がよく解るのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
十月十四日土曜午前十一時上野發に乘つたが、今度は掏摸の厄介にはならなくて濟んだし、汽車の中は思ひの外に空いて居たし、それに天氣も珍らしい好晴であつたが、慾を云へば武藏野の秋を十二分に觀賞する爲には未だ少し時候が早過ぎて、稻田と桑畑との市松模樣の單調を破るやうな樹林の色彩が乏しかつた。
寺田寅彦 伊香保 青空文庫
それに反して、しぶうるかという場合、うるかは味の渋さを賞するものであるから、渋味は有価値的意味を表現している。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
」自分は同行者の温順な謙譲な人柄からその人がベデカの権威に絶対的に服従してベデカを通しての宮園のみを鑑賞する態度を感心もしまた歯がゆくも思った。
寺田寅彦 科学上における権威の価値と弊害 青空文庫
ショーペンハウアーとニーチェは文学者として推賞するのだそうである。
寺田寅彦 アインシュタイン 青空文庫
2
標準
to appreciate
作例 · 標準
この日本酒は、冷やして飲むことで繊細な香りとキレを十分に賞することができる。
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