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蝦夷地

えぞち
名詞
1
標準
Yezo (northern part of Meiji-era Japan, esp. Hokkaido, but also Sakhalin and the Kuril Islands)
文例 · 用例
北海道のひぐまも虎と同様で、東北日本の陸地の生まれたとき津軽海峡はおそらく陸でつながっていたのではないかと思われるが、それがその後の地変のために切断してそれが潮流のために広く深く掘りえぐられた、それから後にどこかからひぐまが蝦夷地に入り込んで来たのではないかと想像される。
寺田寅彦 日本人の自然観 青空文庫
斉明天皇の御代、越の国司、阿倍比羅夫出羽方面の蝦夷地を経略して齶田(今の秋田)渟代(今の能代)津軽に到り、遂に北海道に及ぶ。
太宰治 津軽 青空文庫
この信濃追分が北越の航路から蝦夷地へ流れ流れてゆくうちに、いつとなく波の響きや艪拍子の中で洗われ揉まれて、遂にはあの船唄としての追分の哀調になったのでしょう。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
寧親は文化元年五月連年|蝦夷地の防備に任じたという廉を以て、四万八千石から一躍して七万石にせられた。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
五年十二月には南部家と共に永く東西蝦夷地を警衛することを命ぜられて、十万石に進み、従四位|下に叙せられた。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
今の人民の世界にいて事を企つるは、なお、蝦夷地に行きて開拓するが如し。
福沢諭吉 学者安心論 青空文庫
政府の方針が開拓に向けられてるのであるならば、まだ殆んど手をつけていない濶いこの蝦夷地に、彼らの棲む恰好の土地が無いはずはなかった。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
蝦夷地を措いて、生きる余地はすべて塞がれた、と、そう、思いつめた彼らだ。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
作例 · 標準
明治維新後、蝦夷地は北海道と改称され、開拓が進められた。
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江戸時代、蝦夷地への交易は限られた商人によって行われており、その実態は謎に包まれていた。
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昔の書物には、「蝦夷地の厳しい自然」についての記述が多く見られる。
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2
標準
Edo-period realm of the Ainu (as opposed to the Japanese) comprising most of Hokkaido
作例 · 標準
江戸時代の記録によれば、蝦夷地にはアイヌの人々が独自の文化を築いて暮らしていた。
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松前藩は、蝦夷地におけるアイヌとの交易を独占し、財を成した。
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「当時の和人にとって、蝦夷地は遠い異国のような場所だったのだろうね。」「そうだろうね、文化も生活様式も全く違っただろうから。」
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