アイヌ
アイヌ異読 アイノ
名詞頻度ランク #11446 · 青空 1565 例
標準
Ainu
文例 · 用例
定山渓も登別もどこも見ず、アイヌにも熊にも逢わないで帰って来た。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
アイヌ語の春「パイカラ」はだいぶちがうが、しかしpをbに、kをhに代えるとおのずからペルシアの春に接近する。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
アイヌの夏 sak は以上とは仲間はずれであるが、しかしアラビアの saif に少し似ているのがおもしろい。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
アイヌの「ヌプリ」は「登り」に通じ、山頂を意味する「タプカ」も「峠(タウゲ)」に少し似ている。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
山(シャン、サン)の仲間はちょっと見当たらないが、しかしアイヌの「シン」は地や陸を意味すると同時にまた「山地」(平地に対する)をも意味するそうである。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
アイヌ語「シリ」はいろいろの意味があるがその中で陸地を意味する場合もある。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
アイヌの「コム」もやや似ている。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
朝鮮の「ナイ」(川)とアイヌの「ナイ」(川、谷)はそっくりであることから見ると日本内地でも同じ言葉で川を意味する地名がありそうに思う。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
アイヌ は、北は樺太から北東の千島列島、カムチャツカ半島、北海道を経て、南は本州北部にまたがる地域に居住してきた民族である。渡来系弥生人の文化(日本語など)に同化吸収されずに残った縄文人の系統だと考えられている。本土日本人(大和)、琉球人(沖縄)と共に縄文文化圏に含まれる。現在は日本国内に大部分が居住している。2019年5月に施行された「アイヌ施策推進法」では「日本列島北部周辺、とりわけ北海道の先住民族である」と明記されている。2020年には文化復興の拠点として国立アイヌ民族博物館を含む「民族共生象徴空間(ウポポイ)」が北海道白老町に開設された。
出典: アイヌ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0