罵言
ばげん
名詞
標準
(verbal) abuse
文例 · 用例
孤高|狷介のこの四十歳の天才は、憤ってしまって、東京朝日新聞へ一文を寄せ、日本人の耳は驢馬の耳だ、なんて悪罵したものであるが、日本の聴衆へのそんな罵言の後には、かならず、「ただしひとりの青年を除いて」という一句が詩のルフランのように括弧でくくられて書かれていた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
」と、私は自分ながら、あまり、筋の通ったこととも思えないような罵言をわめき散らして、あの人をむりやり、扉の外へ押し出し、ばたんと扉をしめて錠をおろした。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
相手はこどもに返つた老人だといふ考への下に、愉快に自分の罵言も聴き、寛容も秋成に示せた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
孤高狷介のこの四十歳の天才は、憤つてしまつて、東京朝日新聞へ一文を寄せ、日本人の耳は驢馬の耳だ、なんて惡罵したものであるが、日本の聽衆へのそんな罵言の後には、かならず、「ただしひとりの青年を除いて。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
支那には他媽的という罵言がありますが、これなどが本当の辛辣といっていいでしょう。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
あまりに下劣で、意味は言いたくありませんが、おそらく世界中でこんな致命的な罵言を発明する民族は、他にはありますまい。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
文学に縁の無い、画家、彫刻家たちも、ときたま新聞に出る私の作品への罵言を、そのまま気軽に信じて、利口そうに、苦笑しているくらいのところであろう。
— 太宰治 『善蔵を思う』 青空文庫
次の瞬間、然し源吉の意見は一たまりもなく、皆が口々に云ふ罵言で、押しつぶされてしまつた。
— 小林多喜二 『防雪林』 青空文庫
作例 · 標準
彼は酔っ払って、周りの人に罵言を浴びせていた。
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どんなに腹が立っても、人に向かって罵言を吐くべきではない。
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試合中に観客から罵言が飛んでくるのは、選手にとって辛いものだ。
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