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木精

もくせい
名詞
1
標準
spirit of a tree
文例 · 用例
岩の頭へ半身を乗出して、(茫然してると、木精が攫うぜ、昼間だって容赦はねえよ。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
晴れた空も梢のあたりは尋常ならず、木精の気勢暗々として中空を籠めて、星の色も物凄い。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
悪いのには木精もまぜたんです。
宮沢賢治 ポラーノの広場 青空文庫
オーイ、剛力ィ――」と叫んで見たが、応うるものは木精ばかり、馬糞剛力どこをマゴ付いている事やら。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
……みゝづくの方は、木精が戀をする調子だと思へば可い。
泉鏡太郎 木菟俗見 青空文庫
ちかきころ水無月中旬、二十日余り照り続きたる、けふ日ざかりの、鼓子花さへ草いきれに色褪せて、砂も、石も、きら/\と光を帯びて、松の老木の梢より、糸を乱せる如き薄き煙の立ちのぼるは、木精とか言ふものならむ。
泉鏡花 紫陽花 青空文庫
銃の音は木精のように続いて鳴り渡った。
太宰治 女の決闘 青空文庫
どことなくドン――と響いて天狗倒の木精と一所に、天幕の中じゃあ、局の掛時計がコトリコトリと鳴りましたよ。
泉鏡花 唄立山心中一曲 青空文庫
作例 · 標準
古い寓話には、巨大な樫の木に宿る木精が旅人に道を示す場面がある。
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深い森の奥深くには、人間に知られずに暮らす木精がいると言い伝えられている。
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ファンタジー映画の中で、木精たちが森を守るために侵略者と戦っていた。
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2
標準
wood alcohol
作例 · 標準
木精は非常に毒性が強いため、誤って口にすると失明や死に至る恐れがある。
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アルコールランプの燃料として、木精が含まれる合成アルコールを使用した。
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工業用の溶剤として木精を扱う際は、換気を徹底しなければならない。
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