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木犀

もくせい
名詞
1
標準
fragrant olive (Osmanthus fragrans)
文例 · 用例
巌桂 木犀というもの、花は眼をたのしますほどにあらねど、時至りて咲き出づるや、たれこめて書読む窓の内にまでも其香をしのび入らせ、我ありと知らせ顔に園の隅などにてひそかに風に嘯ける、心にくし。
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
光っていた木犀の香が消された。
織田作之助 秋深き 青空文庫
アパートの中庭では、もう木犀の花が匂っていた。
織田作之助 旅への誘い 青空文庫
姉が死んだのは、忘れもしない生国魂神社の宵宮の暑い日であったが、もう木犀の匂うこんな季節になったのかと、姉の死がまた熱く胸にきて、道子は涙を新たにした。
織田作之助 旅への誘い 青空文庫
帰りの途は暗く、寺の前を通るとき、ふと木犀の香が暗がりに閃いた。
織田作之助 木の都 青空文庫
ぼくは木犀らしいと思ったが、後できいたら、ホワイトローズだった。
織田作之助 ひとりすまう 青空文庫
後年成長した豹一が毎年木犀の花が匂う頃になると、かっと血が燃えて来るような想いで頭に浮んで来る冬を想わすような寒い秋の日であった。
織田作之助 青空文庫
木犀の花が匂う頃死ぬと決めていたのに危く助かった。
織田作之助 青空文庫
作例 · 標準
窓を開けると、どこからか木犀の甘い香りが漂ってきた。
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庭に植えた金木犀が満開になり、辺り一面をオレンジ色に染めている。
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木犀の花が散り始めると、いよいよ本格的な秋の訪れを感じる。
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