放鷹
ほうよう
名詞動詞-サ変
標準
falconry
文例 · 用例
申樂の者が度々急使を以て召され、又|放鷹の場では旅人までが往來を禁ぜられる類である。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
寛永三年九月十五日に大御臺所と稱さられてゐた前將軍秀忠の母、織田氏達子の亡くなつた時、忠之は精進をせぬみか、放鷹に出た。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
放鷹の事が廃せられて、扶持を失った餌差らが、他の職業なくしてたちまち飢※に逼ったので、町猟師としてなお殺生を許されていたのが、後にはいよいよその殺生をも差し止められたのであった。
— 喜田貞吉 『エタ源流考』 青空文庫
寛永中徳川大猷公放鷹於此。
— 永井荷風 『※東綺譚』 青空文庫
また、春秋十数年の後――但馬守の跡をついで将軍師範であった十兵衛|三厳は、ある年、郷里の柳生にあって、野外に放鷹中、忽然と、急病で死んだ。
— 吉川英治 『柳生月影抄』 青空文庫
ひとりは、左の拳に放鷹を据え、獲物を入れる網ぶくろを、大小と反対のほうへ提げ、うしろに、敏こそうな茶いろの猟犬をつれていた。
— 火の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
自分の拳にすえている放鷹の眼のように、たえず焦々するふうが眸の底に光るのである。
— 火の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
赤沢加賀守は、放鷹の名人として、また、鷹をよく飼う名家として、その頃、著名な人だった。
— 第三分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
昔の貴族は、放鷹を趣味としていた。
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放鷹は、熟練した技術と忍耐を要する狩りだ。
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その城主は放鷹を趣味としており、季節が来ると鷹匠たちを集めて狩りに出かけた。
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