単句
たんく
名詞
標準
simple phrase
文例 · 用例
「茂、静かにしろよ」 田山白雲は、うつろ心で叱ってみたけれども、茂太郎は頓着なく、オイセとチョウセオイセとチョウセオイセとチョウセ この即興と反芻とを兼ねた小天才は、この単句をどこから見つけ出したか知らないが、しきりに繰返しては小船の縁をゆすぶっている。
— 白雲の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
いったんくわえた煙草をまたパックのなかに戻そうとしたが途中で折れた。
— 石塚浩之 『UV』 青空文庫
帰途五子同伴たんくまノカウンターニ腰掛ケテ食事シ、二時頃ホテルニ帰ル。
— 谷崎潤一郎 『瘋癲老人日記』 青空文庫
やがてはくたんくたんにたたまれて、呼吸もありやなし、地面にへいつくばッていた。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
その他、駄句いくつか書いて、酔いと疲れに、くたんくたんになって寝こむ。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
作例 · 標準
「春風」という単句だけで、季節の訪れと暖かな空気感を表現している。
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俳句のような短い形式では、一つの単句が持つ意味の重みが非常に大きい。
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彼女の書道作品は、力強い筆致で書かれた短い単句が印象的だった。
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