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万劫

ばんごう異読 まんごう
名詞
1
標準
eternity
文例 · 用例
家内中の口を奢らせぬようにする……と言うのが前の御寮さんの心掛けで、さすが大家の御寮さんは違うたもの……これならば蔵元屋の身代は万劫末代、大磐石と中心から感心しておりました」「いかにもいかにも。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
法律で罰することの出来ないものは、心の鬼に責めさせて、活さず殺さず、万劫苦しめるのが一番良い。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
が、それを心着いた時は――と云って垂々と額に流るる汗を拭って――ただ一瞬間に千万無量、万劫の煩悩を起した。
泉鏡花 唄立山心中一曲 青空文庫
┌輝る日麗ら万劫経たる海亀のこの諦めの大きなるかも       (原作)(27)┤   └日に照られ波にさらされ海亀の甲羅の苔も青寂びにけり      (改作) 凡てがかういふ風であつた。
北原白秋 雀の卵 青空文庫
「なるほど」「それとも、万劫魚でも飼うか」権兵衛の方をちらと見て、「今に大雨が降りゃ良え池ができる」 権兵衛は小右衛門の詞の意がはっきり判った。
田中貢太郎 海神に祈る 青空文庫
悪詩悪筆 自欺欺人 億千万劫 不免蛇身 口の中で、しばらくこれを繰返しながら、三造は自然に不快な寒けを感じてきた。
中島敦 斗南先生 青空文庫
万劫末代|血統に障る。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
法蔵比丘の水の中、火の中での幾万劫の御苦労はあまねく、衆生の一人、一人への愛のためだったのだ。
倉田百三 出家とその弟子 青空文庫
作例 · 標準
仏教では、万劫にもわたる修行を経て悟りを開くという。
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この壮大な計画は、万劫の時を超えて受け継がれるだろう。
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万劫の孤独に耐えるのは、人間には難しいことだ。
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