羽翼
うよく
名詞動詞-サ変
標準
wings and feathers
文例 · 用例
今にも大野原の上を、自由に飛翔しようとする大鳥が羽翼を収めて、暫く休息している姿勢を、富士は取っている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
これは鳥の眼の調節の速さと、その視覚に応じて反射的に行われる羽翼の筋肉の機制の敏活を物語るものである。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
雀が饑餓という因により、羽翼の羽ばたきという縁によって稲田のところへ飛んで来て、稲穂を啄もうとするのが果であります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
但し是等は食うべからず即ち、鷹、黒鷹の類、各種の鴉の類、鴕鳥、梟、鴎、雀鷹の類、鸛、鷺、白鳥、、大鷹、※、鶴、鸚鵡の類、鷸および蝙蝠、また凡て羽翼ありて匍ところの者は汝らには汚たる者なり汝らこれを食うべからず。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
凡て羽翼をもて飛ぶところの潔き物は汝らこれを食うべし。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
此の倫子の羽翼の蔭に人となったことは、如何ばかり右衛門をして幸福ならしめたか知れないが、右衛門の天資が勝れていなければ、中々豪華|驕奢の花の如く錦の如く、人多く事多き生活の中に織込まれた一員となって、末々まで道長の輝かしい光に浴するを得るには至らなかったろう。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
昂然たる西軍は此の機に乗じて相国寺を奪い、東軍の羽翼を絶たんとした。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
これは書物で読んだことだが、樫鳥や山鳩や山鴫のような鳥類が目にも止まらぬような急速度で錯雑した樹枝の間を縫うて飛んで行くのに、決して一枚の木の葉にも翼を触れるような事はない、これは鳥の目の調節の速さと、その視覚に応じて反射的に行なわれる羽翼の筋肉の機制の敏活を物語るものである。
— 寺田寅彦 『からすうりの花と蛾』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
assistance
作例 · 標準
例句