片面
かためん
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #22682 · 青空 99 例
標準
one side
文例 · 用例
嘆願隊やがて四時ともなりなんを、 当主いまだに放たれず、外の面は冬のむらがらす、 山の片面のかゞやける。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
ローマを取巻く丘のように程のよい高さで盛り上る肉付きのまん中に一円銀貨の片面が少し曇って濡れていた。
— 岡本かの子 『汗』 青空文庫
地の総銀一面に浮彫の波の中に、うつくしい竜宮を色で象嵌に透かして、片面へ、兎を走らす。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
ローマを取巻く丘のやうに程のよい高さで盛り上る肉付きのまん中に一円銀貨の片面が少し曇つて濡れてゐた。
— 岡本かの子 『汗』 青空文庫
金と銀と、両面の楯であって、おまえは、楯の片面の金色を、どんなに強く主張してもいいわけだ。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
」 と膝に手を置き、片面を、怪しきものの走るがごとく颯と暗くなった海に向けて、蝕ある凄き日の光に、水底のその悪竜の影に憧るる面色した時、隼の力の容貌は、かえって哲学者のごときものであった。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
子が愛づる薄葉鉄の太鼓、その紅き片面剥げしに、土盛りて、せめて植ゑむと、福寿草霜に抜き来ぬ、二株三株。
— 北原白秋 『風隠集』 青空文庫
読み難い仮名を本字に、本字を仮名に、天爾遠波の落ちたのを直し補った程度のものに過ぎない) 片面鬼三郎自伝 われ生まれて神仏を信ぜず。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
作例 · 標準
「このチラシ、片面印刷でいいですよね?」とアルバイトの店員が確認してきた。
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食パンの片面だけにバターをたっぷりと塗り、こんがりとトーストする。
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片面しか見えない月のように、彼女も決して本心を明かそうとはしなかった。
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レコードの片面を聴き終えたので、一度プレーヤーを止めて裏返した。
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