柞蚕
さくさん異読 サクサン
名詞
標準
Chinese oak silkmoth (Antheraea pernyi)
文例 · 用例
柞蚕から取った糸を並べて、これが従来の奴ですと云うのを見ると、なるほど色が黒い。
— 夏目漱石 『満韓ところどころ』 青空文庫
柞蚕から羽二重が織れて、それが内地の半額で買えたらさぞ善かろう。
— 夏目漱石 『満韓ところどころ』 青空文庫
」「おらきかねえよツ、そんなこと、さくさん默つてゐたもの……」「八日に村を出る……」「おらア厭だなア」 蝶子は泣きさうな顏をして足をにゆつと板の上に突き出した。
— 林芙美子 『うき草』 青空文庫
長さん送つて行つて、橋の途中までさくさん達と戻つて來たのは知つてるが、それから、皆もついうつかりしてさえを見なかつたのだつて……」「それぢやア、晝も晩も飯食はないでどうしたのかねえ……」 うすあかい炎はますますひどく擴がつてゐた。
— 林芙美子 『うき草』 青空文庫
聞けば初代の鷺さくさんは嘗て南地の演舞場の師匠をしてい、あしべ踊の振付をしていた人なので、初代が死んだ時に二代目のおさくさんにも廓の師匠となってくれるように話があったのだそうであるが、故人は真っ平御免だと云って断った。
— 中巻 『細雪』 青空文庫
作例 · 標準
あの大きな柞蚕の繭から、丈夫な絹糸が採れるんだって。
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子供の頃、図鑑で見た柞蚕の幼虫は、緑色でとても大きかった記憶がある。
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研究室では、柞蚕の生態について詳しく調べているそうです。
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