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りゃく
名詞
1
標準
sixth principle of the Eight Principles of Yong
文例 · 用例
しかし、それは、吁、何時ものやうにまた、結論には到達せずに終るであらう――といふことが一種の幻想のやうに彼の眼前をめた。
中原中也 青年青木三造 青空文庫
空の勇士、選りぬきのエースが手馴れの爆撃機を駆って敵地に向かうときの心持には、どこかしら、亀さんが八かましやの隠居の秘蔵の柿を奪に出かけたときの心持の中のある部分に似たものがありはしないか。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
刈り株ばかりの冬田の中を紅もめんやうこんもめんで頬かぶりをした若い衆が酒の勢いで縦横に駆け回るのはなかなか威勢がいい、近辺のスパルタ人種の子供らはめいめいに小さな凧を揚げてそれを大凧の尾にからみつかせ、その断片を奪しようと争うのである。
寺田寅彦 田園雑感 青空文庫
と、眼の前に、ふわりと、雪の粉が落ちる……七月末の炎天である……直ぐ、水に吸い込まれて消える……また、頬をめて、ふわりと飛ぶ。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
次には、浚渫船で蒸汽を上げるのに、ウント放り込んだ石炭が、そのまま熔けたような濃い烟になって、私の鼻っ面をめた。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
落日の華やかさもなく、けさがたからの風は蕭々と一日じゅう吹き続けたまま暮れて行くのであるが、翁には心なしか、左手の垂れ雲の幕の裾が一二尺|り除れて行くように思われた。
岡本かの子 富士 青空文庫
あたりが闇に入る前に、翁はその幕のり除れた横さまの隙より山の麓らしい大ような勾配を認めたように思った。
岡本かの子 富士 青空文庫
あくる日は翁は一日歩いて、また一二尺り除かれた雲の裾から山の麓を、より確かに覗き取ったが、歩めども歩めども山の麓の幅の尽きらしい目度を計ることができなかった。
岡本かの子 富士 青空文庫
作例 · 標準
永字八法の六番目にあたる「」は、筆を左下へとしなやかに払う技法を指す。
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書道の先生から「りゃく)の筆運びが鋭すぎます」と、線の勢いについて指導を受けた。
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を美しく書くためには、筆先を最後まで丁寧に進めてから静かに離すのがコツだ。
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