いがみ合う
いがみあう
動詞-五段-ウ行動詞-自動詞
標準
to snarl (at each other)
文例 · 用例
「鼠を捕る知恵もまだ出ないんです」 明るい白昼の日が隣りの屋根の古い瓦を照らして、どこやらで猫のいがみ合う声がやかましく聞えた。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
かやはたちまちその殻に抑え切れ無い程な好奇心と愛着を生じてしまって、まだほかに幾つも幾つも欲しかった、それを見付けるために、雑朶の間をあちらこちら歩いて居ると、後の方の婆やと吉蔵との間に、いがみ合う様な笑い声が突然起った。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
あいかわらず、対手さえありゃいがみ合うんだよ。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
帯しろ裸の叔母がそこにやって来て、またくだらぬ口論をするのだと思うと、泥の中でいがみ合う豚かなんぞを思い出して、葉子は踵の塵を払わんばかりにそこそこ家を出た。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
二人はいがみ合う犬のように組み合って倒れた。
— 有島武郎 『カインの末裔』 青空文庫
さあ喧嘩ということになると、武家の子は武家方、町家の子は町家方、たがいに党を組んでいがみ合うようになります。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
その鬱憤から始まった口争いでお柳とせきがいがみ合うのが、台所で、もちについた魚のしがくをしていたいしの癇癪に悉く触った。
— 宮本百合子 『小村淡彩』 青空文庫
ただ、食事の時いがみ合うことは殆んどなかった。
— 豊島与志雄 『猫』 青空文庫
作例 · 標準
近所の二匹の犬が毎日のようにいがみ合っている。
兄弟は些細なことでいがみ合うようになった。
政治的な意見の相違でいがみ合う人々を見ていた。
競争相手たちはどうしてもいがみ合わざるを得ない立場だ。
標準
to quarrel
作例 · 標準
近所の二匹の犬が毎日のようにいがみ合っている。
兄弟は些細なことでいがみ合うようになった。
政治的な意見の相違でいがみ合う人々を見ていた。
競争相手たちはどうしてもいがみ合わざるを得ない立場だ。