右縁
うえん
名詞
標準
right margin
文例 · 用例
しかしこれが白薙であることには相違ないので、なんでもかでも安全そうなところを歩こうときめて、右縁を辿って登ったが、ガラガラと崩れるガレは歩きにくい。
— 松濤明 『春の遠山入り』 青空文庫
お祈りなさい 病氣のひとよおそろしいことはない おそろしい時間はないのですお彈きなさい おるがんをやさしく とうえんに しめやかに大雪のふりつむときの松葉のやうにあかるい光彩をなげかけてお彈きなさいお彈きなさい おるがんをおるがんをお彈きなさい 女のひとよ。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
鏡台の引出しには「菊童」という、さらりとした薄い粉白粉と、しょうえんじがお皿に入れてあった。
— 蕎麦屋の利久 『旧聞日本橋』 青空文庫
ところが、あるひのこと、ねずみさんは、がいこくからかへつたおぢさんから、ぼうえんきやうをいたゞきました。
— 村山籌子 『ゾウ ト ネズミ』 青空文庫
ねずみさんは、ぼうえんきやうに、めをあててみせました。
— 村山籌子 『ゾウ ト ネズミ』 青空文庫
ぼうえんきやうからみえたぞうさんは、まめつぶほどちひさくて、一ちやうもむかふのほうにゐるやうでした。
— 村山籌子 『ゾウ ト ネズミ』 青空文庫
ぞうさんはおこつて、ぼうえんきやうをねずみさんからひつたくつて、めにあてました、「やあ、なんて、りつぱなねずみくんだらう。
— 村山籌子 『ゾウ ト ネズミ』 青空文庫
ええん、うえん、うえん、うえん、うおん、うおん、うおんといふ号泣が益々高く鳴り出してゐた。
— 坂口安吾 『竹藪の家』 青空文庫
作例 · 標準
例句