華壇
かだん
名詞
標準
world of ikebana
文例 · 用例
十二 二人は山を横切って、常磐華壇の裏の小さな坂を降りて、停車|場に這入った。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
五 その夜いつもの慣例に従って常盤華壇で祝勝会があった。
— 久米正雄 『競漕』 青空文庫
傍若無人の振舞いに散々土手を騒がせた船は、やがて花月華壇の桟橋に纜を結んで、どや/\と一隊が庭の芝生へ押し上がりました。
— 谷崎潤一郎 『幇間』 青空文庫
理由の分らなかった朝からの不満が、いつの間にかだんだんに具体的な形を具えて現われて来る事が自覚された。
— 寺田寅彦 『議会の印象』 青空文庫
私は疑ひを深めながら、何故かだんだんに身ずくみして行くやうな女の姿を頭越しにぢつと見守つてゐた。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
が、それは女の身の上が餘に悲慘に過ぎてゐるためだつたらうか、それとも何か意識外の理由が働くためだつたらうか、女の話が進んで行くにつれて、私の心は初めの感動を喪つて、何故かだんだんに冷えて行くのであつた。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
この頃の僕は何だかだんだんに変って来る。
— 寺田寅彦 『イタリア人』 青空文庫
けれどもどうも曇りがとれるどころかだんだん大きくなるらしいのです。
— 宮沢賢治 『貝の火』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は華壇で長年研鑽を積み、その流派を代表する存在となった。
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華道家として華壇に身を置くことは、単に花を生ける以上の精神性が求められる。
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華壇の動向は、日本の伝統文化に関心のある人々にとって注目の的だ。
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