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男色

だんしょく異読 なんしょく
名詞
1
標準
male homosexuality
文例 · 用例
丁度あの昔の小姓等が、その主君へ特別な愛敬を捧げたやうに、男色の關係からではなく、僕は君を愛し崇拜した。
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
「おっと驚くべからず、この男色気無しだ。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
それは何かしら男色を思わせる美しさであった。
中島敦 プウルの傍で 青空文庫
もっとも、あの不埒な八戒の解釈によれば、俺たちの――少なくとも悟空の師父に対する敬愛の中には、多分に男色的要素が含まれているというのだが。
―沙門悟浄の手記― 悟浄歎異 青空文庫
『太閤記』などには、信忠―秀吉、勝家―信孝の間には、往年男色的関係があったなどとあるが、それが嘘にしても、常からそういう組合せで仲がよかったのだろう。
菊池寛 賤ヶ岳合戦 青空文庫
ここで始て男色ということを聞いた。
森鴎外 ヰタ・セクスアリス 青空文庫
その少年という詞が、男色の受身という意味に用いられているのも、僕の為めには新智識であった。
森鴎外 ヰタ・セクスアリス 青空文庫
土人いわく、この蛇自分より大きな動物に会えば、その尖った尾を敵手の肛門に挿し入れてこれを殺す、故にその地の白人これを男色蛇と称うと。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の武士の間では、衆道と呼ばれる男色の風習が広く受け入れられていた。
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その歴史学者は、中世ヨーロッパの修道院における男色の実態を調査している。
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彼は若衆歌舞伎の役者に溺れ、男色の道に深くのめり込んでいった。
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2
標準
male prostitute
作例 · 標準
宿場町の影では、旅人を相手に小銭を稼ぐ男色が客引きをしていた。
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彼は貧しさから抜け出すために、男色として裕福な商人の座敷に呼ばれた。
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当時の文学には、男色を売る少年たちの悲哀がリアルに描写されている。
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ウィキペディア

男色(なんしょく、だんしょく)とは、男性同士の性愛(男性同性愛)を指す言葉である。女色(女性の異性愛)の対語に相当する。中国伝来の言葉であり、発音は異なるが朝鮮半島でも用いられる。日本に入ってきてからは寺院や武家社会、歌舞伎の世界などで独自に発展を遂げた(衆道参照)。

出典: 男色 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0