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陰間

かげま
名詞
1
標準
homosexual prostitute who sold his favors at banquets (Edo period)
文例 · 用例
御掛けやす」 その女鹿坂上の、通称一本楓と言われた楓の下の艶めいた行燈の蔭から、女装した目にとろけんばかりの色香を湛えて、しきりに呼んでいるのは、元禄の京に名高い陰間茶屋です。
京へ上った退屈男 旗本退屈男 第四話 青空文庫
――江戸の陰間茶屋と言えば、芝の神明裏と湯島の天神下と、一方は増上寺、一方は寛永寺と、揃いも揃って女人禁制のお寺近くにあるというのに、京はまたかくのごとく女には不自由をしない曲輪手前に、恐れ気もなく店を張っているのも、都ならでは見られぬ景物に違いない。
京へ上った退屈男 旗本退屈男 第四話 青空文庫
といってりりしい男振りではなく、色なま白く眉細く、鮎のような形をしたなまめかしい眼、鼻の高いのはいうまでもなく、べにをさしたような受け口など、成長した陰間とでもいいたげである。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
平左衛門と舞二郎、成長した陰間の金弥まで、声もなく奥の間に坐っていたが、「広太郎殿、よい知恵を」 いつも沈着の平左衛門が、まずオロオロといったものである。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
成長した陰間の臼井金弥で、悪い所へ来たものである。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
陰間でござろう、それに相違ない」「どれ拙者にも見せてくれ。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
こいつも昔は道楽者で、せがれの大吉が小綺麗に生まれたのを幸いに、子どもの時から陰間茶屋へ売りました。
かむろ蛇 半七捕物帳 青空文庫
江戸の陰間茶屋は天保度の改革で一旦廃止になったのですが、その後も給仕男という名義で営業していました。
かむろ蛇 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の遊郭の歴史を調べると、陰間茶屋と呼ばれる場所で少年たちが客の相手をしていたことがわかる。
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彼は陰間として生計を立てながらも、いつか表舞台で役者として大成することを夢見ていた。
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浮世絵には、艶やかな衣装を纏って客を待つ陰間の姿が描かれていることもある。
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2
標準
(kabuki) actor-in-training
作例 · 標準
舞台の袖で出番を待つ陰間たちは、師匠の動きを一瞬たりとも見逃さないよう、鋭い視線を送っていた。
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役者修業中の陰間にとって、日々の稽古と裏方仕事の両立は厳しくも充実したものだった。
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芝居小屋で雑用をこなしながら、陰間としての作法と演技の基礎を一つずつ身につけていく。
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