農奴
のうど
名詞
標準
serf
文例 · 用例
奴隷が奴隷主に対しての闘争、領主に対する農奴の闘争、資本家に対する労働者の闘争は必要である。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
われら、賃銀労働者も、奴隷のように、農奴のように、われらの子孫をして拳を握らしめないであろうか。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
農民を過去の封建的農奴的生活より、光ある社会へ解放し得るものは、都市労働階級の力だ。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
┌─────────────────────────┐ │ …………………………………………………………… │ │ 小作人は今や昔日の生存権なき農奴より、戦闘的労 │ │ 働者階級の真実の「同盟者」たり得ることを立証し │ │ た。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
ツルゲネフの作品の価値のあるのは、それは農奴解放に役立つたからで、さういふ風に、世の中にある交渉を持つてゐない者は、それは小説ではないと言ふんださうです』『それは極端ですな……。
— 田山録弥 『『水野仙子集』と其他』 青空文庫
彼女はほとんど同時に、小言もいへば絲も染める、台所へも飛んでゆく、濁麦酒を拵らへる、蜂蜜のジャムを煮るで、まる一日ぢゆうかけッチの、この小さな所有農園は、最近の人口調査によれば十八人の農奴から成り立つてゐたが、まつたく文字どほりに繁栄してゐた。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
「知つてのとほり、お前さんの農園は十八人の農奴だけれど、それは人口調査の上のことで、実際はもつとずつと多くなつて、多分、二十四人には殖えてゐる筈だよ。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
ゴオゴリの『死霊』を読むと、名義だけは生きてゐるが、実は夙に亡くなつてゐる農奴を買収し、遠い地方へ持ち込んで、そこで銀行へ抵当に入れて借金をする話が出てゐるが、今の選挙界の新人も一寸それに似てゐる。
— 大正四(一九一五)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
中世ヨーロッパでは、農奴は土地に縛られた存在だった。
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彼は農奴の苦しい生活を描いた歴史小説を読んだ。
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農奴の身分から解放されることは、当時の人々にとって大きな夢だった。
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