肉弾戦
にくだんせん
名詞
標準
warfare in which soldiers fling themselves at the enemy
文例 · 用例
たちまちまた、波うち際の、前にも増した肉弾戦、咆哮、乱噬。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
悪戦苦闘のブルどもは不眠不休、飲まず食わずしかも絶倫なる精力はその残虐と流血と肉弾戦の間にも驚くべき性殖力を発揮する。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
これが、警視庁から派遣されて居た巡査をもって編成した抜刀隊で、この抜刀隊の肉弾戦が、田原坂攻略に大きな役割を果したのであった。
— 菊池寛 『田原坂合戦』 青空文庫
といって愚図愚図していると更に不利になるので、彼は遂に肉弾戦に訴えることにした。
— 海野十三 『流線間諜』 青空文庫
上から真逆落しに敵機へぶつかって組みあったまま燃落ちるもの――壮烈な空の肉弾戦だ。
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
大乱闘、肉弾戦、民政党総務の頼母木桂吉が、政友会の志賀和多利に殴られて、怪我しちょる。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
段山の丘ひとつの争奪戦に、一日のうち、薩軍の死傷百余、籠城方の死傷二百二十五名というような、無茶な肉弾戦も繰返されたが、依然、そこの防禦線は、死守する台兵の手にあった。
— 谷干城夫人 『日本名婦伝』 青空文庫
作例 · 標準
敵の陣地に突撃し、文字通り肉弾となって戦うことを肉弾戦と呼ぶ。
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