注水
ちゅうすい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
pouring water
文例 · 用例
次いで径二尺五寸程の大きな下部注水孔のバルブも開いて、吸い込まれて面喰った魚を渠底のコンクリートへ叩き付け始めた。
— 大阪圭吉 『カンカン虫殺人事件』 青空文庫
第二号|乾船渠の扉門の注水孔は、バルブを開いて、恐しい勢で海水を船渠の中へ吸い込み始める。
— 大阪圭吉 『カンカン虫殺人事件』 青空文庫
勿論、源之助の屍体がそんな眼に逢わなかったのは、屍体の位置と注水孔との距離の遠近とか、重に縛られた綱の長短とかが影響していたに違いないんだ――。
— 大阪圭吉 『カンカン虫殺人事件』 青空文庫
医者は熱湯の中へ手を入れて、「もう少し注水ましょう。
— 夏目漱石 『彼岸過迄』 青空文庫
とてもバケツ注水では間にあわぬという見通しがついた。
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
ある人種は原始的な器具で浣腸を行い、燻蒸、吸入、嗅ぎ薬、鼻注水、点滴、に親しんでいた。
— History of Medicine 『医学の歴史』 青空文庫
「注水と排水設備にちょっと難点があるんだな、そう」と彼は顔ぜんたいを手で拭き、眼のまわりを拭きながら云う、「地所が高台だからさ、渇水期のためにタンクを備えなくちゃならないしさ、排水のほうもなにしろプールいっぱいの水となるとね、ちょっとした下水くらいじゃまにあわないんだな」 仔犬が鼻声でないた。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
宗易は、亭主として、点前に坐ったが、茶杓の手さき、釜の注水の音、少しも乱れていなかった。
— 第三分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
消防士は火災現場に注水し、延焼を防いだ。
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手術中は、患部に生理食塩水を注水して洗浄する。
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原子炉への注水作業が緊急で行われた。
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