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未聞

みもん
名詞
1
標準
unheard
文例 · 用例
しかしその時刻にはもうあの恐ろしい前代未聞の火事の渦巻が下町一帯に拡がりつつあった。
寺田寅彦 烏瓜の花と蛾 青空文庫
(F・O)前代未聞の定九郎いなせな定九郎男ッ振りの善い定九郎よ実に無類千両!
山中貞雄 中村仲蔵 青空文庫
左樣、不肖ながら、此櫻木が畢世の力を盡して、我帝國海軍の爲めに、前代未聞の或有力なる軍器の製造に着手して居るのです。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
あゝ此前代未聞なる鐵車の製造は、隨分容易な事ではあるまい。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
」と囃し立つる前代未聞の悪戯に、巡査何とて黙すべき。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
それとても年内に梅が咲きますくらいは何とも気にはなりませんが、ただ、茄子が生ったのは、前代未聞じゃ、と申して、それからの事で。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
」前代未聞といツつべし。
泉鏡太郎 木菟俗見 青空文庫
まことに前代未聞との取沙汰、われ等もこの年になるまでに、かやうな目ざましい上洛は初めて見申したわ。
岡本綺堂 佐々木高綱 青空文庫