反芻
はんすう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #31371 · 青空 157 例
標準
rumination
文例 · 用例
気をやり、そして、人前をも憚らず反芻する癖があった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
かの女は、潜り門に近い洋館のポーチに片肘を凭せて、そのままむす子にかかわる問題を反芻する切ない楽しみに浸り込んだ。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
「だが恋愛に関する限り、たとえば、嫉妬だとか憎みだとかいうものは、生活に暇があって感情を反芻する贅沢者たちの取付いている感情だ。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
そしてあなたのこころが結婚生活の常套に退屈したとき、とき/″\思ひ出してロマンチツクなそのメモリーを反芻しなさい。
— 岡本かの子 『夏の夜の夢』 青空文庫
言いたい事が在ったのだけれど、それが、どうしても言えず、これが随筆でなく、小説だったら、いくらでも濶達に書けるのだが、と一箇月まえから腹案中の短篇小説を反芻してみて何やら楽しく、書くんだったら小説として、この現在の鬱屈の心情を吐露したい。
— 太宰治 『作家の像』 青空文庫
その実を犇と護らなん、その歌の一句を、私は深刻な苦笑でもって、再び三度、反芻しているばかりであった。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
それが景子には老文豪の話を頭で反芻して居るらしく見えた。
— 岡本かの子 『ガルスワーシーの家』 青空文庫
渠が常に、自己に不安を感じ、身を切刻む後悔に苛まれ、心の中で反芻されるその哀しい自己|苛責が、つい独り言となって洩れるがゆえである。
— 中島敦 『悟浄出世』 青空文庫
作例 · 標準
牛などの反芻動物は、一度飲み込んだ食べ物を口に戻して再び噛む反芻を行う。
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牧草地で草を食む牛たちが、静かに反芻している光景はのどかだ。
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胃の中で食物を消化するため、反芻は反芻動物にとって不可欠なプロセスだ。
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標準
turning over in one's mind
作例 · 標準
彼は別れの言葉を何度も心の中で反芻し、その真意を理解しようとした。
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失敗の原因について、彼は夜遅くまで反芻し続けた。
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読んだ本の内容を反芻することで、新たな発見があった。
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ウィキペディア
反芻(はんすう、rumination)は、偶蹄目の草食動物の多くが行う食物の摂取方法。
出典: 反芻 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0