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医書

いしょ
名詞
1
標準
medical book
文例 · 用例
○父は医書の外は何も読まない流儀の人であつた。
森鴎外 俳句と云ふもの 青空文庫
医書を買うのは、何かまじめな事務に取りかかるような気がしておっくうでならない。
伊藤左千夫 廃める 青空文庫
ただそのテクニックが古い医書に見えており、医の道に相貌を望み、色を視、気を察する事が有るのを思えば、或いは医の道から分岐派出して別に一道を為したものとも思われる。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
尚捜索したならば相家の術語の多くが『岐黄』に出るのを見出せるだろう、まして古医書中で太陰の人、太陽の人等を論じているのは殆んど相家の言に近いものがある。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
多紀某の『広恵済急方』という医書に、雀の尻上を横|截りした図を出し、確か指を切って血止まらざるを止めんとならば、活きた雀を腰斬りしてその切り口へ傷処をさし込むべしとあったと記憶するが、これらいずれも応急手当として多少の奏効をしたらしい。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
一昨年(大正五年)十二月の『風俗』に、林若樹君が「不思議な薬品」てふ一文を出し、本邦現存最古の医書|丹波康頼の『医心方』から引き陳ねた奇薬の名の内に、馬乳、白馬茎、狐と狗の陰茎あり。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
牡猴が一たび自涜を知れば不断これを行い衰死に及ぶは多く人の知るところで、一八八六年板ドシャンプルの『医学百科辞彙』二編十四巻にも、犬や熊もすれど、猴殊に自涜する例多しと記し、医書にしばしば動物園の猴類の部を童男女に観するを戒めある。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
帰途葉子は本屋に立ち寄って婦人病に関する大部な医書を買い求めた。
有島武郎 或る女 青空文庫
作例 · 標準
古今東西の医書を渉猟し、長年にわたって難病の治療法を模索し続けた。
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江戸時代の蘭学者が心血を注いで翻訳した医書が、当時の医学界に大きな変革をもたらした。
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大学の資料室には、歴史的に価値のある和漢の古医書が厳重に保管されている。
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医書によれば、この生薬には解毒の効能があるといわれているんだよ」
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