しくじり
しくじり
名詞
標準
failure
文例 · 用例
仕合わせとこれが気立てのやさしい正直もので、もっとも少しぼんやりしていて、たぬきは人に化けるものだというような事を信じていたが、とにかく忠実に病人の看護もし、しかられても腹も立てず、そして時にしくじりもやった。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
治まる聖代のありがたさに、これぞというしくじりもせず、長わずらいにもかからず、長官にも下僚にも憎まれもいやがられもせず勤め上げて来たのだ。
— 国木田独歩 『二老人』 青空文庫
こいつは大しくじり、あやまりました。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
大きなしくじりをやるんだ!
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
果して屈静源は有司に属して追理しようとしたから、王廷珸は大しくじりで、一目散に姿を匿してしまって、人をたのんで詫を入れ、別に偽物などを贈って、やっと牢獄へ打込まれるのを免れた。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
淀橋の区役所に勤めていて、ことしは三十四だか五だかになって、赤ちゃんも去年生れたのに、まだ若い者のつもりで、時々お酒を飲みすぎて、しくじりをする事もあるようです。
— 太宰治 『千代女』 青空文庫
それはれいの、天狗のしくじりみたいな、グロテスクな、役者の似顔絵なのである。
— 太宰治 『母』 青空文庫
記憶のいい写真の目にもしくじりはある。
— 寺田寅彦 『カメラをさげて』 青空文庫
作例 · 標準
前回のプロジェクトでのしくじりを、今度は絶対に繰り返さない。
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彼は自分のしくじりを笑い話に変えて、周囲を和ませるのが得意だ。
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一度のしくじりくらいで、そんなに落ち込む必要はないよ。
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