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失職

しっしょく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #43304 · 青空 74
1
標準
losing one's job
文例 · 用例
人間の文化が進むに従ってこの門衛の肝心な役目はどうかすると忘れられがちで、ただ小屋の建築の見てくれの美観だけが問題になるようであるが、それでもまだこの門衛の失職する心配は当分なさそうである。
寺田寅彦 試験管 青空文庫
同宿同室は鮮人、彼も失職者、よく話すけれど嫌味がない、どこでも働らきたい、金を貯めて家庭を持ちたいといふ、彼によき妻あれと祈つた。
広島・尾道 行乞記 青空文庫
父が失職しなかったら……父が失職しなかったら……」 鶴代はそう言って、また泣きだした。
佐左木俊郎 或る嬰児殺しの動機 青空文庫
そして、彼女は咽びながら、父の吾平がいかにして失職したかを話した。
佐左木俊郎 或る嬰児殺しの動機 青空文庫
それには、子供がいては働けませんし、子供は生きていたってかえって惨めですから……」「つまり、子供を殺したのはだれのためでもなくって、おまえの父親をそういう風に失職させた社会が悪いというんだね?
佐左木俊郎 或る嬰児殺しの動機 青空文庫
随って役所の方との関係が面白く無くなり、それと同時に、工科の学校へでも通うようにして、務めの方を真面目にやってほしいという、上の人達の強制的な要求だったので、私は遂に、文学から遠ざからない限りに於いては、失職者とならなければならなかった。
――文壇苦行記―― 骨を削りつつ歩む 青空文庫
或る出版会社に勤める彼女の僅かばかりの月給では、夫の失職中、そうでもしなければ、一家の生活を支えてゆくことがとても出来ないのだった。
佐左木俊郎 接吻を盗む女の話 青空文庫
そんなわけで彼等は、おうおうとして失職と創作難の憂目に祟られてゐるので、近頃はせめてもの歎きを読書に依つて医さうといふ事となり、私も彼等の姿に接してゐると同情のあまりつい創作の筆も悲しくなるので、寄れば、もう三人黙々として頭を並べて読書に没頭することゝなつた。
牧野信一 三田に来て 青空文庫
作例 · 標準
リストラにより、彼は長年勤めた会社を失職した。
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コロナ禍で多くの店が閉店し、多くの人が失職を余儀なくされた。
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時代の変化についていけず、彼は職を失職した。
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ウィキペディア

失職(しっしょく)とは、広義では職業を失うことをいうが、狭義では公務員が本人の退職手続や任命権者の懲戒処分などによらずに、その職を失うことを表す。

出典: 失職 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0