小雨
こさめ異読 しょうう・こあめ
名詞頻度ランク #16118 · 青空 642 例
標準
light rain
文例 · 用例
霧はフツ、フツと渦巻く、偃松に白く絡んで、火事場の烟でも立つように、虚空を迷っている、天幕の屋根の筋目から仰ぐと、暗灰色の虚空が壁のように狭くなって、鼻の先に突っ立っている、雨と知りながらも、手を天幕の外へ出すと、壁から浸染み出る小雨に、五本の指が冷やりとする、眼がやっと醒める。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
昭和九年九月廿九日の早朝新宿駅中央線プラットフォームへ行つて汽車を待つてゐると、湿つぽい朝風が薄い霧を含んでうそ寒く、行先の天気が気遣はれたが、塩尻まで来るととうとう小雨になつた。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
一時止んでゐた小雨が又思出したやうにこぼれて来て口にくはへた巻煙草を濡らした。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
新築別館の二階の一室に落ちついた頃は小雨が一時止んで空が少し明るくなつた。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
昭和九年九月二十九日の早朝新宿駅中央線プラットフォームへ行って汽車を待っていると、湿っぽい朝風が薄い霧を含んでうそ寒く、行先の天気が気遣われたが、塩尻まで来るととうとう小雨になった。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
一時止んでいた小雨がまた思い出したようにこぼれて来て口にくわえた巻煙草を濡らした。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
新築別館の二階の一室に落ちついた頃は小雨が一時止んで空が少し明るくなった。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
否、小雨にぬれた山まゆの繭。
— 岡本かの子 『秋雨の追憶』 青空文庫
作例 · 標準
朝から小雨が降ったり止んだりしている。
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小雨の中、傘をさして駅まで歩いた。
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あら、いつの間にか小雨が降ってきたわ。
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