理髪師
りはつし
名詞
標準
barber
文例 · 用例
ある日、私がパリで散髪をしていると理髪師が私に向ってデ・ジャポネー(日本人)は騎兵は要らぬそうですねといった。
— 九鬼周造 『偶然の産んだ駄洒落』 青空文庫
「床屋」が何ゆえに理髪師であるか不思議である。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
マレイの理髪師は tukang chukor また tukang gunting である。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
兄は何処までも理髪師らしくない、おぼこな態度で客あしらひをした。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
殊にもこの真向うの姿見、硝子棚、バリカン、廻転椅子、カバーの白白白、立ち廻る理髪師の背広の、ズボンの白、掻き立てなすりつけた客の頬や頤の石鹸の白、琥珀の香水、剃刀の光、鋏のチャキチャキ、そうした銀と緑との小夜景がまるで近代劇の或る場面かのように私の前に展開された。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
理髪師の鋏が濃密な髪の一束一束を切って行く音にいつも一種の快感を味わっていた私は、今自分で理髪師の立場からまた少しちがった感覚を味わっているような気がした。
— 寺田寅彦 『芝刈り』 青空文庫
昔ミダス王の理髪師がささやいた秘密を蘆の葉が再びささやいたように、今この芝の葉の一つ一つが、昔だれかに聞いた事を今私にささやいているのかもしれない。
— 寺田寅彦 『芝刈り』 青空文庫
それより理髪師を招き身じまいをした。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
その熟練の理髪師は、ハサミ一本で見事に客の要望通りの髪型を作り上げた。
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「僕の行きつけの理髪師さんは、野球の話がすごく詳しいんだ」
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理髪師の資格を取得するために、毎日遅くまで練習に励んでいる。
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