床屋
とこや
名詞頻度ランク #16072 · 青空 893 例
標準
barbershop
文例 · 用例
あの戯作者的、床屋俳句的卑俗趣味の流行した江戸末期に、蕪村が時潮の外に孤立させられ、殆んど理解者を持ち得なかったことは、むしろ当然すぎるほど当然だった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
こうした輪廻の道程がもう一歩進んで堕落と廃頽の極に達し俳句が再び「宗匠」と「床屋」の占有物となる時代が来ると、そこではじめて次の輪廻の第一歩が始まるのではないかという気もする。
— 寺田寅彦 『明治三十二年頃』 青空文庫
一体に食う方にかけては贅沢で、金のある時には洋食だ鰻だとむやみに多量に取寄せて独りで食ってしまうが、身なりはいつでも見窶らしい風をして、床屋へ行くのは極めて稀である。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
この袋町への入口の両脇に「ユヤ」「床屋」としてある。
— 寺田寅彦 『子規自筆の根岸地図』 青空文庫
そうして、この重大閣議を終ってから床屋で散髪している○相のどこかいつもより明るい横顔と、自宅へ帰って落着いて茶をのんでいる特別にこやかな△相の顔とが並んで頼もし気に写し出されている。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
「床屋」が何ゆえに理髪師であるか不思議である。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
ペルシアの床屋さんは dallak である。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
床屋も不思議だがハタゴヤもなぜ旅館だかわからない。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
作例 · 標準
父は昔から行きつけの床屋があり、店主との世間話を楽しみにしている。
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就職活動を始める前に、床屋へ行ってさっぱりと髪を整えてもらった。
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床屋のくるくる回る看板を見つけると、どこか懐かしい気持ちになる。
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ウィキペディア曖昧さ回避
床屋(とこや) 江戸時代、髪結い床として店舗を構えていた髪結いの呼称。 近現代における理髪店の呼称。「理容所」を参照。
関連項目
出典: 床屋 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0