商魂
しょうこん
名詞
標準
commercial spirit
文例 · 用例
他の兄弟の様な、生馬の眼をぬく商魂がなかったのだ。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
山城屋宗右衛門のその一瞥で、屋敷の隅々までも見透すほどの鋭い眼光は、彼が江戸諸大名の御用商人として、一代に巨万の富をかち得た偉れた彼の商魂によつて磨き出されたものである。
— 岡本かの子 『老主の一時期』 青空文庫
河童には背景に水に対する恐怖があるが、ホームパソコンの裏にあったのはカアチャンにマシンを売り付けたいという商魂だ。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
さすがに商魂で鍛え上げたような矢部も、こいつはまだ出くわさなかった手だぞと思うらしく、ふと行き詰まって思案顔をする瞬間もあった。
— 有島武郎 『親子』 青空文庫
将曹は、欠伸をして「商魂士才で、如才が無い、薩摩の殿様お金が無い、か」 と、呟いて「これは?
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
★ 小工業と商業でもつ桐生はおのずから個人的な都市で、したがって商魂もたくましい。
— 坂口安吾 『桐生通信』 青空文庫
この商魂たくましい町に住んで何かこの町の特色的なものを見たかときかれると、私は小学校中学校の校庭がそろって広大なのにビックリしたと答えたい。
— 坂口安吾 『桐生通信』 青空文庫
高校野球においてそうであるばかりでなく、商魂商策においても似た地位にあるようだ。
— 坂口安吾 『桐生通信』 青空文庫
作例 · 標準
彼は倒産寸前の店を立て直す際、並々ならぬ商魂を見せた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
どんなトラブルも利益に変えてしまう彼の商魂には脱帽する。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
地域の伝統行事まで金儲けの道具にするのは、商魂が過ぎるのではないか。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview